イチョンス(李天秀) ドット ネット

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2004年9月3日

<バックナンバー>

チョンス兄さんのアテネオリンピック


いや〜、先日のアテネ五輪はほんま面白かった!
オリンピックとか、スポーツマンシップとかってなんか偽善っぽくて、今まで全然興味なかったけど、あれだけニッポンがメダルを量産すると気持ちええもんやな。生活スタイルもすっかりアテネ時間に変更して、テレビの前で日本選手の活躍に一喜一憂する自分に、「ワタシってかなりナショナリズムの強い人間やったんやね」と改めて気付かされたり。
アーチェリー個人で山本博選手が41歳で銀メダルとったシーンなんて何度見てもウルウルするし、私もトシとったってことなんかな。。。(しょぼん)やけど、今回のアテネは私だけやなく日本全国的に盛り上がってたんとちゃう?あれだけいろんな種目で感動させてくれたんやからな。そうなると逆に、韓国のサッカーがオリンピックでどうやったんかなんて、フツーの日本人やったらいちいちチェックしてへんよな。

しか〜し!日本と韓国が対戦した競技では、ためらうことなく「日本頑張れ〜!韓国負けろ〜!」と応援する愛国者おねぇも、さすがにサッカーだけはチョンス兄さん(および結果的に韓国代表)を応援しなければならない義務がある。3月のイラン戦以来約4ヵ月ぶりに国家代表に合流した我らが李天秀選手が、今回のオリンピックで多くの攻撃ポイントを挙げて、2006年のドイツワールドカップにつながるような活躍をしてほしいと願うのは、ファンの一致した思いやろう。ってことで、今回はチョンス兄さんと韓国代表のアテネでの軌跡について、「アテネ五輪大特集!前編」をお伝えしまーす!
さて、パク・チソン(朴智星)が所属クラブの(というかヒディンク個人の)猛烈な反対で五輪出場(オーバーエイジ枠)を断念した一方で、ソシエダは案外好意的にチョンス兄さんの出場に合意してくれたため(それもちょっと悲しいな。もう少しくらい引き留めるパフォーマンスでもしてやれよって感じ)、兄さんは2000年のシドニー大会に続きアテネ大会も晴れて代表チームのメンバーにエントリーされることになった。
チョンス兄さんには、他の選手にも増してオリンピックに熱が入る理由がある。それは、サッカー選手として韓国オリンピック史上に名を残さなあかん使命がある(と本人は自任しとる)からや。



<スポーツソウル2004年8月12日> ウィ・ウォンソク記者
「イ・チョンス、“メキシコ戦勝利の祝砲はボクが撃つ”」

去るシドニーオリンピックで1ゴールを入れたイ・チョンスは、今回のアテネオリンピックで2つの大記録を狙っている。韓国選手の中で唯一、2大会でゴールを記録することと、チョン・グクチン(48年ロンドンオリンピック出場)が持つ歴代韓国選手オリンピック最多ゴール(2ゴール)記録を更新することだ。


何てったって、今回の大会で2大会連続ゴールが物理的に可能な韓国選手はチョンス兄さんだけやもんな。
嗚呼!人は死して名を残し、虎は死して皮を残し、犬は死して糞を残す。。。どうか兄さんが皮や糞ではなく名を歴史に残せるように、祈らずにはおれへんわ。
5月に右肩の手術をするも懸命のリハビリで驚異的に回復し、なんとかオリンピックに間に合わせたチョンス兄さん。それだけでも、兄さんの今回のオリンピックにかける熱い思いが伝わってくる。やけど、7月27日、五輪代表チーム合流のためにスペインから帰国した兄さんが真っ先に直行したのはピッチではなかった。


<スポーツソウル2004年7月28日> チョ・ソンギョン記者
「イ・チョンス、新しいヘアスタイルは金色“ゴージャス”」


“ミレニアム特急”イ・チョンス(23・レアルソシエダ)が、オリンピック代表チームに合流するため27日午後に帰国した後、チェジュ(済州)島キャンプへ出発するに先立ち、時間を作ってアックジョンドン(鴨鴎亭洞)の美容室で明るい金色に髪をカラーリングし雰囲気を変えた。イ・チョンスは、「大きな試合の前にはいつもヘアスタイルを新しくしてきた。そうすることでゴールもよく決まった」と語った。また今回のヘアスタイルのコンセプトは“ゴージャス”で、スタジアムで髪の色がもう少し高級っぽく見えるよう色合いに気を使ったと言う。


チョンス兄さんのことをよく知らへん方なら、「アテネまであと10日しかあらへんねんで。テメーのアタマなんか誰も見とらんから、そんなヒマあったら練習しろ!」と説教をタレたくなるかもしれへん。せやけど、上の記事にも見えるように、大きな試合ごとにテーマを決めてそのテーマに沿ったヘアスタイルで試合にのぞむのが兄さん流。
以前にも“日本撃破祈願十字架ヘア”とか“太極旗ヘア”とかいろいろあったよな(結局その試合では宿敵アン・ジョンファンが活躍し、兄さんは活躍できへんかったけど。これらのヘアスタイルを見たい方はこちらをクリック)。兄さんにとっては禊(みそぎ)とでも言うか、重要不可欠な儀式の一つであることには違いないんやろう。


と、代表チームに合流し、その後のテストマッチなどで着々と調子を上げていったチョンス兄さん。前回のシドニーでは、弱冠19歳だった兄さんが予選リーグB組のモロッコ戦で貴重な決勝ゴールを決めたものの、結局韓国は予選で敗退してしまった。それゆえ、今回のオリンピックでは、4年前の経験者であるチョンス兄さんがチームを引っぱって何とか決勝トーナメントに進出したいところ。

韓国サッカーは意外にもオリンピックでメダルを取ったことがない。韓国オリンピックサッカー史上最強のチームとされる今大会の課題は、メダルの獲得(他の選手が、ベストを尽くしてメダルを獲得したいと現実的なのに対し、あくまでも兄さんは“金”メダルにこだわる。なんぼなんでもそりゃ無理やろ!)。メダルを獲得すれば、そこそこいい額の褒賞金が出るだけやなく、兵役免除の恩恵を受けられる可能性も大きくなる。兵役未終了の若い選手たちにとって、これは喉から手が出るほど享受したい特権や。そして他でもない自分の活躍で、かわいい後輩達にその特権を与えて先輩風を吹かせたいと考えるのがチョンス兄さん(参考記事「チョンス兄さん、アジア大会で負けて泣いて風邪をひく」)。

いずれにせよ、メダル獲得のためには、とにかく予選を通過してまず決勝トーナメントに進まなあかん。韓国は予選リーグA組で、ギリシア、メキシコ、マリと対戦する。この組み合わせを知らされた当時、韓国には楽勝ムードが漂った。ただし、それもギリシアがユーロ2004で優勝すると事情が変わってきた。しかも、ギリシアとは初戦で当たる。韓国は初戦に弱いジンクスがある。

ワールドカップ4強とユーロ優勝のプライドをかけた試合と騒がれた(騒いでたのは韓国だけやと思うけど)韓国−ギリシア戦。韓国時間の12日未明にギリシャ・テッサロニキのカフタンゾグリオスタジアムで行われた試合は、結果から言えば2−2の引き分けに終わった。300人以上のレッドデビルスが応援に駆けつけたというが、スタジアムの観客の大多数は開催国ギリシアの観衆。アウェーの迫力に圧倒される中、韓国は前半31分にDFのキム・チゴン(金致坤)が2度目の警告を受け退場、韓国は10人でのプレイを余儀なくされた。

この状況、2002ワールドカップ韓国−イタリア戦を彷彿とさせへんか?
主審モレノの怪しげな判定やトッティの退場、マルディーニへの延髄蹴り、スタジアムをびっしりと真っ赤に埋め尽くしたホスト国の大観衆。。。と異様な雰囲気の中でプレイしたイタリア選手の恐怖感を、このギリシア戦で韓国の選手たちは実感したに違いない(参考記事「マルディーニへの延髄蹴りは”かなり意図的だった”、らしい」「チョンス兄さん、トッティとビエリは恐かったと激白」)。事実、今回もお約束のように、試合後韓国側からはギリシアに有利な判定だったと不満が出てるし、ギリシアも韓国は単に幸運が重なっただけだと応戦してるし。

まあ、こんなふうに言うと、なんか韓国は逆境にもかかわらずドローに持ち込むことができてよく頑張ったというように聞こえがちやねんけど、実際は、韓国が2−0とリードしときながら後半30分台に2点入れられて追いつかれたわけやから、試合内容的にはよろしくない。ともかく、韓国の2点の内容は『朝鮮日報(日本語版)』から引用するとこんな感じやったらしい。

朝鮮日報(日本語版)
「韓国、惜しくもギリシャとドロー」 2004年8月12日

韓国の先制点は「金鎬坤号の鉄人」こと金東進の足から放たれた。金東進は前半43分に李天秀のコーナーキックをゴールキーパーがパンチングで落としたところをペナルティエリア左側から火を噴くような専売特許の左足キャノンシュートを放ちゴールネットに炸裂させた。後半に入り韓国は一進一退の攻防が続き、後半20分に李天秀が中盤右サイドタッチライン際から上げたクロスが相手MFビントラの足に当たり前に出ていたゴールキーパーを越えギリシャゴールに入る幸運のオウンゴールで2−0とリードした。


つまりは、攻撃ポイントはつかへんかったけど、韓国の2点はいずれもチョンス兄さんの御膳立てあっての得点と言えるわけや。
さて、ちょっと笑えたので、ここで12日の『朝鮮日報(日本語版)』に出ていたギリシア戦の写真を紹介しよう。

http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/08/12/20040812000000.html


絵になるイケメン2人の間に、場違いな浮遊霊が浮いてるかのようなこの写真、一瞬どういうシチュエーションなんやろ、って思いません?チョンス兄さんが頭を撫でられてるから、オウンゴールを引き出した功績をチームメイトから祝福されてるのかと思いきや、この写真のタイトルは「金東進(右)を祝福する李天秀(中央)とチョ・ジェジン(左)」。祝福してるっていうか、アタマこつかれてるようにも見えるし、一体どっちがゴールを入れたのか。。。完全に立場逆転って感じやね。韓国でも若者の体格や容姿の向上は目覚しいものがあるといっても(チョンス兄さんも一応“若者”やと思うねんけど)、こんな2人と一緒の写真を掲載されたら、なんか兄さんナルなだけにちょっと惨めすぎ。『朝鮮日報』も罪作りやなあ。
ちなみに、この写真の兄さんの髪型こそが、既に紹介したように「スタジアムで髪の色がもう少し高級っぽく見えるよう色合いに気を使っ」て“ゴージャス”をコンセプトにしたヘアスタイルということやな。この点に関しては、ノーコメントとしておこう。

それはそうと、このとき実際にゴールを決めたキム・ドンジン(金東進)には、このゴールにまつわる美談があった。それは、


「金東進(キム・ドンジン/ソウル)は試合後の記者会見で、「試合前、がんで亡くなった母にゴールを決めると約束した。その約束を守ることができて幸せだ」と話した。金東進の母は2001年、大腸がんで亡くなった。(中略)金東進はインタビューの最後に「このゴールを母に捧げる」と話した。」(『朝鮮日報(日本語版)』2004年8月12日「金東進「母との約束守れて幸せ」」より引用)


というもの。なんか泣ける話やんか。
一方、この写真左側に後ろ姿が写っているチョ・ジェジン(゙宰榛)は、先日Jリーグ清水エスパルスに移籍した23歳の選手で、世界的な女性誌『コスモポリタン』8月号が、アテネオリンピックに出場する男子選手のうち、実力と容姿を兼ね備えた選手としてアジア代表に選んだ選手であることからも分かるように、185cmの長身で二枚目、最近国家代表でもゴールを量産し大活躍をしている。


http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/07/22/20040722000051.html

で、ワタクシおねぇは以前からめちゃくちゃ気になってたことやねんけど、このチョ・ジェジンって選手、兄さんと生年月日と血液型が同じ1981年7月9日生まれのA型なんやわ。つまりチョンス兄さん(自称172cm、なべやかん似)とチョ・ジェジンは全くおんなじホシの下に生まれたってこと。このことは、星占いや血液型占いというのが全く信用ならへんモンやってことが実証されたことを意味している(爆)。

ともあれ



<日刊スポーツ2004年8月12日> テッサロニキ=特別取材班
「ギリシア関係者、“韓国はあまりにラッキーすぎた”」


韓国で最も印象的な選手としてはイ・チョンスが圧倒的多数を占めた。カフタンゾグリオスタジアムのあるボランティアは、韓国の記者たちに、「9番リーって誰?一番いい動きをしている」と称賛を惜しまなかった。「スペインリーグで走る選手」だと説明すると納得した。現地のギリシアの関係者や記者たちは、イ・チョンスとユ・サンチョル(柳想鐵)を最も印象的な選手として挙げた。



数字には現れへんかったけど、ギリシア戦での兄さんの評価は地元でも高かったということで、とりあえずよしとしようや。


さて、ギリシアのおつぎの予選2試合目は、FIFAランキング8位、北中米の強豪メキシコとの対戦となった。韓国が決勝トーナメントに進出できるか否かは、このメキシコ戦の結果にかかってると言っても過言やない。と、いつも以上に気合の入るメキシコ戦ゆえ、兄さんも「メキシコ戦はオレが決める!」とお決まりの決意を公言して憚らなかった。

おねぇは以下の2つの理由で、兄さんがこのメキシコ戦に際し何かすごいゴールセレモニーを企画しているのではないかと推測した。
まず、メキシコ戦は韓国時間で15日の未明に行われる。8月15日といえば、朝鮮半島が日本の植民地支配から脱した光復節(“光復”とは主権回復を意味する)である。
また、オリンピックのメキシコ戦といえば、韓国は56年前の1948年ロンドン大会で奇蹟的にメキシコに5−3で勝利したことがある。この大会は、韓国にとっては、光復後初めて太極旗をつけて出場した記念すべき大会であった。
偶然が重なったにせよ、これほどまでに民族意識をびんびんかき立てられる試合に、兄さんが何もしないはずがないと確信してたんやけど、結論からいえば韓国はキム・ジョンウ(金正友)のゴールでメキシコを1−0で下しはしたが、兄さんのゴールは不発やったから真相は闇に葬られたままということ。

やけど、今回のオリンピックで、チョンス兄さん以上に目立たんとばかりに水面下で不穏な動きをしている選手がいた。もしかして兄さんオハコのアンダーシャツゴールセレモニーの危機?!


<スポーツソウル2004年8月13日> アテネ=ウィ・ウォンソク記者
「チェ・ソングク、愛のゴールセレモニー約束」

“リトルマラドーナ”チェ・ソングク(崔成國、21・蔚山現代)がメキシコ戦でびっくりゴールセレモニーをしようと意気込んでいる。彼が構想しているゴールセレモニーは、ほかでもない愛する同じ年のカノジョ(クァク・ソンヘ)のためのものだ。すでに将来の話をするほど真剣に愛し合っている恋人のために、チェ・ソングクは、ひまさえあれば“愛のゴールセレモニー”を考え、結局恋人への愛のメッセージを表現したセレモニーを行うことに決心した。しかし実際ギリシアとの初戦では、出場さえできず、セレモニーはおろかボールを一度も蹴ることができなかった。(中略)試合前日まで心血を注いで考えたゴールセレモニーは、結局メキシコ戦に持ち越すしかなくなった。


毎度のことやけど、クァク・ソンヘってカノジョの名前まで逐一マスコミが報道するなんてすごいよな。日本では今、韓流がブームになってるけど、いざ韓国の有名人とおつきあいしようと思ったらそれなりの覚悟が必要やで。


チェ・ソングクといえば、イマドキの清潔感あふれるすらりとした若者の中にあって、めずらしく原始人みたいな容姿でインパクトのある選手やな。 えっ、精神世界がチョンス兄さんと似てるって?
そりゃそうや、ソングクはチョンス兄さんのことをこの上なく尊敬していて、サッカーだけでなく、悪趣味なファッションセンスから私生活まですべて真似をしようと日夜励んでいる極めて稀少価値の高い後輩やから。ソングクは、これまでユース・オリンピック代表・A代表と3つの国家代表チームを行き来して活躍していたが、兄さんがスペインへ行ってからは、アンダーシャツのメッセージを見せるゴールセレモニーの後継者を自任し実際何度か実行している。

やけど、オリンピックという大舞台で個人的な愛のメッセージなんていったら、チョンス兄さんには、「恋人へのメッセージなんてボクは高校生で卒業したよ。ソングクはまだまだ赤ちゃんだね」とでも言われそうや(兄さんが高校生のとき好きな女のコにゴールセレモニーで愛のメッセージを伝えたエピソードについては、「チョンス兄さん、ゴールセレモニーにまつわる「奇妙なジンクス」」を参照)。チョンス兄さんは、政治的メッセージから人類愛へとセレモニーの内容を昇華させていったもんな(参考記事「南北サッカー後日談」「チョンス兄さんと政治」「ジンクス破れて6連続ゴールあり」)。

ってな冗談はさておき、ソングクがオリンピックで敢えて愛のメッセージってのは、実は今までのメッセージがあまりに過激すぎて、オリンピックでそんなことやったら大変なこと(戦争!?)になりかねへんからってのが現実やろう。
チョンス兄さんを尊敬するソングクは、アンダーシャツゴールセレモニーを継承したとき、兄さんの正義感や情熱もついでに継承してもたんやな。今年1月22日のカタール国際オリンピックトーナメント準決勝の日韓戦でゴールを決めた際、“トクト(独島)はわが国の領土”(日本では竹島領有問題って言われるやつね)というメッセージを披露するゴールセレモニーを決行。
さらに、2月に大阪で行われた日韓戦では、日本のサポーターがちゃんと読めるように“独島セレモニー”の日本語バージョンを準備しはじめたから、さすがにゴールセレモニーには寛容なキム・ホゴン(金鎬坤)監督も、スポーツに政治を持ち込むなと独島セレモニー禁止令を出したという経緯がある。
まあ、ソングクにしたら忠実にというかクソマジメにチョンス兄さんのセレモニーを継承しただけのことやったんやろうけど。。。そんなこんなで、オリンピックでは無難な愛のメッセージに落ち着いたんとちゃうかな。そういう意味で、アン・ジョンファン(安貞桓)のセレモニーは、“指輪キッス”とか“ラブ・ユー・フォーエバー・ヘウォン入墨”とか、日本の外務省も推奨するセレモニーってところやろう。

日本は残念ながら早々と予選敗退が決まってしまったアテネオリンピック男子サッカー。韓国は18日未明にマリと対戦する。この試合で引き分け以上に持ち込めば、決勝トーナメントに進出できる。もちろんマリに勝って8強進出ってのが美しくはあるんやけど、もしこの試合を引き分けると、A組からはマリが1位、韓国が2位で決勝トーナメントに進むことになる。その場合、韓国はアテネに移動することなくマリ戦が行われたテッサロニキにとどまって次の試合を迎えられる上、順調に勝ち進んだ場合、準決勝で強豪アルゼンチンとの対戦の可能性も避けられる。つまり、キム・ホゴン監督は勝つことしか考えてないというけど、客観的に見たら引き分けのほうが韓国に有利というわけ。

さて、兄さんは韓国オリンピックサッカー史上に名前を刻むことができるのか、ソングクは愛のセレモニーを披露することができるのか、そして韓国は決勝トーナメントに進むことができるのか、それは次回のお楽しみ。

 
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