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2003年5月30日

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5/31 日韓戦直前総チェック! 日本でチョンス兄さんを鑑賞する3つのポイント


またまためぐり来た因縁の対決、日韓戦。
もともとは第一回東アジア選手権の開催ということで3日間にわたって繰り広げられるビッグイベント!のはずやってんけど、SARSを懸念した横浜市と厚生労働省が延期の要請を行ったために急遽中止になってしまったことは記憶に新しい。なんとか、日韓戦を国立競技場でやるという結果に落ち着いたものの、3試合が1試合に減ってしまったわけやから、日本代表も韓国代表も当該選手権に向けて調整を行ってきただけに突如の変更は痛かったに違いない。
もちろん、全試合チケットを確保して張り切っていたサポーターたちもショックやったよね。


ただし日韓戦に関していえば、前回の試合からまだ1ヵ月半しかたっとらんで、韓国にとっては土壇場での敗北が異様に生々しいだけに、今回は前回以上に白熱した試合が期待できるやろう。

で実際の日韓戦を観戦する前に、チョンス兄さんのファンなら事前に絶対に知っておきたい、いや知っておくべき兄さんの日韓戦への熱い思い入れを再確認して、本番での応援につなげたいところ。
ってことで、今回は「日韓戦直前総チェック!日本でチョンス兄さんを鑑賞する3つのポイント」をお届けすることにしました。

その1.4/16日韓戦のチョンス兄さんを復習しておこう

4月16日の日韓戦@ソウルは、ほんまビミョ〜な結果に終わって、韓国を応援してた人も、日本を応援してた人もちょっとア然としたところがなきにしもあらずやった感じ。
よく"野球は筋書きの無いドラマ"と言われるけど、サッカーやっておんなじこと。審判の判定からサポーターの応援から、試合に関わる何から何まで全部ひっくるめてゲームやもん、あれはあれでそういうこともアリとすべき試合やったんやろう。

とは言っても、親善試合とはいえ、国際試合、それも因縁の対決ともなると、国家の威信とかもかかってきて当事者にとっては大問題なことも確かや。
後半ロスタイムでのチョ・ビョングク(゙秉局)の"決勝点アシスト"は運が悪かったと言わざるをえんけど、韓国が14本もシュートしときながらノーゴールやったことは、去年の釜山アジア大会のイラン戦同様、韓国のゴール決定力不足をまたまた露呈してもたよな。

なかでも一番悔やまれるのは、チョンス兄さんが前半中盤に放ったシュートやろう。ファンでさえ純粋に悔しいもん、当のチョンス兄さんはめちゃくちゃ悔しがってるに違いないと思っとったら、案の定、兄さんはあの日眠れぬ夜を過ごしたようや。


<グッデイ2003年4月17日> チェ・ヨンソク記者

「イ・チョンス、"ボクのせいです"眠れない夜」 より

"どじょう"イ・チョンス(22・蔚山現代)が、16日富平の自宅で一睡もせずに夜を明かした。日韓戦で敗れた後、悔しさが込み上げてきて眠ることができなかったからだ。前半23分におとずれた絶好のチャンスでシュートしたボールがゴールポストに当たってはずれ、試合終了直前に決勝ゴールを許し0-1で敗れた。この2つの場面が頭から離れずずっと彼を苦しめた。壁に頭をぶつけてみたり、こぶしで殴ってみたりもしたが、怒りを鎮めることはできなかった。
去年釜山アジア大会で決勝進出がくじかれたことと同じくらい、心がずきずき痛んで腹が立った。
イ・チョンスは、試合後のインタビューでも自らを責めた。「バカみたいだ、良いチャンスでゴールを決められないなんて...」と言葉じりをにごした後、右手で自分の頭をたたいた。コエリョ監督に初ゴールと初勝利という2つのプレゼントを抱かせてあげられなかったことを悔やみ、敗北の責任を自らに向けたのだった。


「壁に頭をぶつけてみたり、こぶしで殴ってみたり」って、さすがは人一倍熱くて責任感の強いチョンス兄さん。やけど自傷行為にまで及ぶとは、本人でないと分からへんくらいの悔しさやってんやろな(ちなみに記事中のアジア大会で悔しがるチョンス兄さんについてはこちらをクリック)。
兄さんって、寝床に入ったらソッコー爆睡で天変地異が起ころうとも絶対に起きへんタイプに見えるけど、今回に限らず実は普段からちょっとしたことでも眠れなくなるくらい繊細らしい。

確かにゴールは入らへんかったかもしれへんけど、兄さん、よう頑張ったやん。試合後のジーコ監督のインタビュー、ちょっと見てや。

<スポーツトゥデイ2003年4月16日> サンアム=ビョン・ヒョンミョン記者
「ジーコ監督"イ・チョンスに苦戦…負けても言い訳のきかない試合"」

――前半に揺らいでいた守備が後半に安定したが。
▲前半、韓国の14番(イ・チョンス)に攻められ、服部と森岡のポジションがダブって難しい試合展開となった。ハーフタイムのとき、14番をどうすればマークすることができるかを明確に指示した。幸いにも、守備で14番に対するマークが効率的になり守備が安定してきた。


ジーコ監督も日本代表の選手もチョンス兄さんの存在を意識しとったんやって。兄さん、ちょっとは気を良くしたかな?
もちろんブラジル戦同様"14番"としか認識されてへんみたいやけどな(ブラジル戦でのチョンス兄さんの評価についてはこちらをクリック)。

日韓戦では相手が日本だけに、チョンス兄さんのことを"なべやかん"というコードネームで呼んでいた日本選手も絶対いたに違いないと思うのは私だけやろか?

いずれにせよ、心配は無用。どん底まで落ち込んでも、自分の中で無理矢理納得のいく解釈をして気持ちの整理をつけるのも人一倍早いチョンス兄さん。いつまでもクヨクヨなんかしてません。


しかし、イ・チョンスは希望を捨ててはいない。来る5月末から日本で開催される東アジア選手権で、コエリョ監督に魅力的なプレゼントを渡して海外へ進出するという、はっきりとした目標を持っているからだ。
(中略)イ・チョンスは、「ゴールポストに当たり0.5ゴールで満足しなければならなかったが、次には必ず完璧なゴールでコエリョ監督を喜ばせてあげるつもりだ」と語った。


ゴールポストに当てたから0.5ゴールというのは、何か都合よすぎな気もするけど、チョンス兄さんが立ち直れたんやったらファンとしてはそれでええねん。

その2.チョンス兄さんのヘア

ヘアといっても、下の毛でも脇の毛でもなくチョンス兄さんの髪の毛のことです。

先日の日韓戦では、韓国は負けたし自分は決定的なチャンスにゴールをはずしてもたし、おまけに「日韓戦でゴールを決めて解放ダンスを踊る!」と事前に宣言したのに(グッデイ2003年4月10日「イ・チョンス、日本撃破の先鋒"AGAIN大韓民国"」)、いつものごとくセレモニーも不発に終わってしまった。
兄さん、今ごろリベンジに向けて燃えてるんやろな、と思ってた矢先のこと。な、なんと、チョンス兄さんは、今月12日に行われた代表チームの練習にニワトリのトサカ頭で登場したというんや。


トサカ頭といえば、昨年のワールドカップのときのベッカムヘアを彷彿とさせるよな。
ワールドカップ直後には、"にわかベッカム"や"自称ベッカム"が世界中に蔓延して社会現象にまでなったのは記憶に新しい。
チョンス兄さんのことやから、流行に乗り遅れて今ごろ慌ててマネしたんかいな?と一瞬思ってもたけど、真相はそんな不謹慎なモンやない。
そこには、兄さんなりのこだわり、すなわち"李天秀の美学"があるんや。とにかく写真を見ていただこう。

http://www.stoo.com/html/stooview/2003/0512/091929052311131200.htmlより

一見、ベッカムヘアのように見えるけど、

「ベッカムの"茶色のトサカ"よりはるかに派手な赤・グレー・黄・緑・白の5つの絢爛たる色で染めて、もっと人目をひいた」(スポーツ朝鮮2003年5月13日「イ・チョンス、"トサカ頭"びっくり変身..."ベッカム"ショー」)、

あるいは

「頭全体を黄色で染めた後、その上にグレーでさらに"十字"模様に染めた」(グッデイ2003年5月12日「イ・チョンス、"トサカ頭"とんでるね」)

というものであり、ズバリ

「今度のヘアスタイルのコンセプトは十字架」(スポーツ朝鮮2003年5月13日「イ・チョンス、"トサカ頭"びっくり変身..."ベッカム"ショー」) なんやて!

つまり、いわゆるベッカムヘアとは全く別物ということや。
さらに、チョンス兄さんはこのヘアスタイルにするのに4時間(一説には5時間)もかけたらしいけど、そこまで気合を入れた理由は何やってんやろか?


<スポーツ朝鮮2003年5月13日> 坡州=キム・ソンウォン記者
「イ・チョンス、"トサカ頭"びっくり変身..."ベッカム"ショー」

イ・チョンスがヘアスタイルを変えたのは、第1回東アジア選手権大会の日韓戦(6月3日・横浜)での雪辱のため、雰囲気を変えてみようという趣旨。そのためイ・チョンスは、訓練の召集前日の11日に上京し、ソウル江南の某ヘアショップで4時間もかけて手入れをしたと言われている。


「日本を負かすための気合を入れたヘアスタイル」(スポーツトゥデイ2003年5月12日「イ・チョンス、今度は"ベッカムヘア"に変身」)、すなわち「自称"日本撃破"祈願用」ヘアスタイルということ。

つまり、イエス様の御加護によって日韓戦で勝利できますように、ということなんやね。

こんな頭で果たしてイエス様の御加護がいただけるのかという疑問はさておき、私が兄さんのこのヘアスタイルを最初に見たときの率直な感想は、

「えっ?気合入れたわりにはこの程度?これやったら普通にしてるチェ・ソングク(崔成國)のほうが衝撃的やん(チェ・ソングク、ごめんよ〜)」というもの。

Tocciにも見せてみたけど、「満員電車で頭の先だけドアに挟まって力任せにひっこ抜いたらこんな感じになりました、ってな感じの髪型でなかなかイカしてるね(兄さん的センスでは)」という返事が返ってきた。

結論から言うと、"ベッカム"というよりは単なる"ニワトリ"にしか見えへんねんけど、このヘアスタイル、御本人は大満足してるねんし、

「イ・チョンスは、"ベッカムスタイルに変えた後、アイントホーベン行きが波に乗るようになった"と、それなりに"効果"があったことを明らかにした」(スポーツトゥデイ2003年5月15日「イ・チョンス、"ヘアスタイル変えて試合するする〜"」)

っていうお馴染みのジンクスネタもついとるときたら、むしろファンとしては積極的に支持せざるをえーへんな。
やけど、兄さんの"トサカ頭"はこれだけでは終わらへん。


<スポーツ朝鮮2003年5月13日> 坡州=キム・ソンウォン記者
「イ・チョンス、"トサカ頭"びっくり変身..."ベッカム"ショー」

イ・チョンスは、(中略)それでも足りずに、「東アジア選手権大会のときは、韓国的なイメージをいかすことのできるコンセプトに変える」と、もう一度変身することを予告した。
イ・チョンスのエージェントであるスカイコムのソン・デハン チーム長は、「チョンスは、太極旗をかたどった模様と色で、打倒日本の雰囲気を最大限にいかしたヘアスタイルに変身するだろう」と語り、帰趨が注目されている。


そや、トサカ頭に続いて登場するのは、"打倒日本の太極旗ヘア"なんやて。SARSで東アジア選手権が延期になって、兄さんの"太極旗ヘア"も一時はお蔵入りの危機に瀕したが、なんとか日韓戦だけは5月31日に開催される運びとなり、日の目を見ることになった。で、その"太極旗ヘア"やけど、詳細はこんな感じ。

<グッデイ2003年5月26日> チェ・ウォンチャン記者
「イ・チョンス"太極ヘア"、日韓戦必勝決意」

"どじょう"イ・チョンス(22・蔚山現代)が、「日韓戦2連敗はない」という覚悟で、新しい"太極模様"ヘアスタイルを披露した。
イ・チョンスは、25日午後、ソウル鴨鴎亭洞の某美容室でヘアスタイルを太極模様に変え、来る31日に日本の東京国立競技場で開かれる日韓戦必勝の意志を固めた。イ・チョンスは、日韓戦出場のため、26日に坡州NFCで代表チームに合流、太極模様ヘアをはためかせて練習に突入する。
(中略)
今回披露したイ・チョンスのヘアスタイルは、トサカをなくす代わりに、左側を赤、右側を青で染めて太極模様をかたどったものだ。4時間以上かかったが、イ・チョンスは染めている間、終始明るい表情だった。
(中略)
イ・チョンスは、染めている途中、ヘアデザイナーに太極模様が落ちないように濃くしてくれと何度も頼んだ。実際に日韓戦が行われる31日に太極模様が見えないと困るからだ。イ・チョンスは、「日本サポーター"ウルトラスニッポン"全員が見えるように、太極模様が濃く出ればいいな」と、新しいヘアスタイルに期待を示した。

事前に予告されたチョンス兄さんの"太極旗ヘア"、あらかじめTocciとどんなものになるんか予測してたんやけど、だいたい私らの予想通りやった。っていうか赤と青で染める以外に考えられへんやん。
せやけど、"十字架ヘア"といい、"太極旗ヘア"といい、こんなややこしい注文されたスタイリストさんはほんまに災難と言うしかない。
で、実際のチョンス兄さんの"太極旗ヘア"の写真をTocciに見せたら、今度はこんな回答が。

チョンス兄さんの「克日太極頭」見てたら、小さいころ駄菓子屋でよく買った「すもも」っていうえげつない食べ物を思い出した。合成着色料満載で見るからに超不健康そうな食べ物なんだけど、そのすっぱさが魅力的でつい食べてしまう。舌が真っ赤になる駄菓子「すもも」。あの汁を頭にぶっ掛けられたんだな、ってのが第一印象なんだけど。

超不健康でえげつない"すもも"って食べ物、私は知らへんかったから、Tocciに写真を提出してもらった。で、"太極旗ヘア"のチョンス兄さんと並べてみると。。。

http://www.sportsseoul.com/html/view.asp?filename=20030530ab028より

おおっ、ほんまにTocciの言うように、"太極旗"よりも"すもも"のほうが雰囲気的に近い感じやな。いずれにせよ、何も事情を知らへん大多数の日本人が、今度の日韓戦でチョンス兄さんの頭を見たとき、「こいつ頭おかしいんか?」と思うことはあっても、「あっ、太極旗を意識したヘアスタイルだ!」と思うことはほとんないことは確かやろう。
やけど、これも本人が自信満々ならそれでかまへんのや。

ただ、日韓戦当日にこのヘアスタイルで登場するために、兄さんは韓国から担当のスタイリストさんを同行させるのかとか、あるいは当日まで髪を洗わないのか(相当においそうやな)とか、"太極旗ヘア"の維持方法に関しては謎だらけやねんけどな。と思ってたらこんな新着記事が。

<スポーツソウル2003年5月29日> 東京=ウィ・ウォンソク記者
「イ・チョンス、"頭、手入れ大変だね"」

ところが、暑さのおとずれが早く、練習のときには頭から汗がとめどなく流れてくるのに、髪を洗うことができず泣きベソ状態だ。水に濡れてスタイルが台無しになるのではないかと心配である。シャンプーはもってのほかで、一時しのぎで水だけで髪を洗っている。心置きなく頭を洗いたければ、今度の日韓戦が終わるのを待たねばならない。(中略)イ・チョンスは、「太極ヘアはたとえ"失敗作"だったとしても、今度の日韓戦は"成功作"にするつもりだ」と固く決心している。

げっ、ってことは、日韓戦の日は、頭洗わんでちょうど1週間目ってことやな。
チョンス兄さんはムシ占いで"ハエ"やったし(チョンス兄さん占いについてはこちらをクリック)、ほんま当日はハエを衛星のように頭の周りに従えて入場とかやったりして。

それにしてもアフターケアのことまで考えずに"太極旗ヘア"を実行してしまうなんて兄さんらしいというか、何というか。。。
ともあれ、チョンス兄さんをマークする日本選手は、気を付けな体当たりプレーのとき"太極頭"から発せられる悪臭をマーキングされるかもしれへんな。なむあみだぶつ。
その3. 敵サポーターに中指でファ○ク ユーの真相

…と、こんな感じで、打倒日本!に燃えている最近のチョンス兄さん。
燃えすぎたのか、とうとうKリーグの試合中に相手サポに対し"ファ○クな行動"をとって大目玉を食らってしまいました。


<日刊スポーツ2003年5月22日> 水原=キム・ヤンニョル記者
「行き過ぎたヤジ―イ・チョンス、中指で侮辱"眉ひそめる行為"」

21日水原で行われた水原―蔚山戦では、水原サポーターたちが"ドジ犬チョンス"というボードを掲げてイ・チョンスにヤジを飛ばすと、肩脱臼でスタジアムを後にしたイ・チョンスが、水原サポーターに中指を突き立てて応酬する場面があった。


各スポーツ紙などの内容を総合すると、事の経緯はこんな感じ。
蔚山が昨シーズン対水原戦で記録した5得点のうち2点がチョンス兄さんの得点やったことが気にくわへんかった水原サポが、以前から度々"ドジ犬チョンス"と書いたプラカードを掲げて兄さんをからかっていた。

21日の水原戦で肩がはずれて交代したとき、ただでさえ苦痛で辛いところにそんなボードが目に入ってマジギレした兄さんは、水原サポに対し中指を立てて"Fu○k you!"とやってしまった。

http://sports.hankooki.com/lpage/soccer/200305/ds2003052214391613600.htmより

時期が時期だけに、この事件が波紋を呼んで、チョンス兄さんに「日韓戦出たらあかん!」というお咎めがあったらどうしよう、と一瞬不安になったけど、今回は先に煽ったのが水原サポの方だったということもあって、兄さんは罰金300万ウォンとお叱り程度で済んだようや。


<スポーツソウル2003年5月25日> 蔚山=オ・グァンチュン記者
「蔚山イ・チョンス、水原サポーターと和解」

去る21日水原運動競技場で行われた水原―蔚山戦で、水原サポーターが"×チョンス"と書かれたプラカードを持って自分を誹謗してきたのに激昂し、応援団に向かって中指を突き立てたイ・チョンスは、この日試合に先立って水原サポーターの方に駆け寄り、腰を折って丁寧に挨拶をし、謝罪の意を伝えた。
本部席右側のゴール裏に陣取った200余名のグランブルーのメンバーもイ・チョンスにバラの花束を渡し、力強い拍手でこれに応えた。蔚山現代のサポーターと一般のファンも、試合前の劇的な和解に、両者を熱のこもった喚声と拍手で支持し、ムンスワールドカップスタジアムは久々になごやかな雰囲気に満たされた。
この日の両者の和解は、前日間接的に交わした謝罪をもとに、両球団が24日の試合前に仲裁することで成立した。特に前日プロサッカー連盟から300万ウォンの罰金の懲戒を受けたイ・チョンスは、試合前にグラウンドでウォーミングアップをした後、ハーフラインの付近で待っていた水原サポーター グランブルーのチャン・フンヒ副会長と握手をして、自身の間違った行動を謝罪し、その足で水原サポーターの方へ駆け寄り丁寧に挨拶をすることで積極的に和解しようという意志を示した。


と、とりあえずは一件落着ってことやけど、まあ、どっちもどっちって感じやな。
チョンス兄さんって、ヤジ飛ばしたらマジ激怒してソッコー応酬してきそうやからヤジる側としてはヤジり甲斐がありそうやけど、兄さんも兄さんで、いくらムカついても挑発に乗ったら相手の思うツボやで。
"天使"になったんやったら(天使になったチョンス兄さんについてはこちらをクリック)、どんなにひどい人格攻撃に対しても、お得意の愛のメッセージで温かく応えるくらいの余裕がほしいもんや。

で、この謝罪の翌日、チョンス兄さんは先に紹介した"太極旗ヘア"に変身したというわけなんやけど、その取材の際、兄さんにこんな意地悪な質問をした記者さんもおったようや。


<グッデイ2003年5月26日> チェ・ウォンチャン記者
「イ・チョンス"太極ヘア"、日韓戦必勝決意」

「(日韓戦で:管理者註)もし日本のファンが罵詈雑言を浴びせてきたら、また中指を立てるのか」という質問に、イ・チョンスは、けらけらと笑って首を大きく左右に振った。

そや、日韓戦であんなことしたらホンマ国際問題に発展して命も危うくなりかねへんかったかもしれんから、考えようによっては、水原戦での行為と処分は危なっかしいチョンス兄さんにとって300万ウォンの予防接種やったということかも知れへんな。
いずれにせよ、来る日韓戦では、このことが"塞翁が馬"になって兄さんが大活躍することを祈っとる。
と言ってる間に、日韓戦に先立ってビッグな知らせが来たやんか。


<スポーツ朝鮮2003年5月28日>

「イ・チョンス、AFC選考"今年の新人王"受賞」

"ミレニアム特急"イ・チョンス(22・蔚山現代)が、韓国選手としてははじめてAFC(アジアサッカー連盟)選考の"今年(2002年)の新人王(Young Player)"に選ばれた。
(中略)
選考委員会は、イ・チョンスが、昨年の韓日ワールドカップで、韓国がアジアの国としてははじめて4強に登りつめたのに大きく寄与した点を高く評価した。21歳という若さにもかかわらず、韓国ワールドカップ代表チームのジョーカーとして、毎試合活気に満ちたプレイとすばしっこい突破力で、チームの勝利に貢献したのはもちろん、アジアサッカーの世界競争力を一段階引き上げたという評価だ。またイ・チョンスは、ワールドカップの後に開催された釜山アジア大会でも、韓国を優勝に導くことはできなかったが、ワールドカップで見せた実力を遺憾なく発揮して高い点数を得た。
イ・チョンスは、「今後おごらず必ずヨーロッパ舞台に進出して、アジアサッカーの無限の可能性と自尊心を広く示していくつもりだ」と、受賞の感想を語った。


私らのチョンス兄さんがアジアの新人サッカー選手のトップに立たはったとは。。。ファンとして光栄に思わずにはいられへん。やけど、兄さんのことやから、これで満足ではないやろう。もちろん、次は世界やで!

この勢いに乗って、今度の日韓戦こそは、チョンス兄さんの日韓戦初ゴールを拝むことができるのか、そして兄さんの奇抜なゴールセレモニーに遭遇することができるのか、泣いても笑っても結果は明日出るということや。

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